2014年06月07日

ここ20年、会社で起きた変化

ここ20年、会社で起きた変化を列挙してみる。

@グローバル化
 海外出張が増えた。渡航先は主に中国である。
 北海道や九州に出張する感覚で上海や広州に行く。
 国内の工場が海外に移転しただけだからある意味当然だ。
 飛行機もビジネスからエコノミーに格下げされた。
 また、本社社員に外国人が増えた。
 以前は白人が1〜2名いる位だったが、いまは中国人を中心に10名以上いると思う。
 そのうち3名とは仕事で関わったが、3名とも中国人で、うち2人は日本に帰化していた。

AIT化
 20年前は本社でも1人1台のPCはなかったと思う。
 今は人の数よりPCの方が多いだろう。
 現在はPCに向かっているのが普通に仕事をしている姿である。
 以前はどんな様子だったのか思い出せないほどだ。

B女性の長期就業化
 結婚しても、子供が生まれても、辞めない女子社員が増えた。
 以前は10年勤務は稀だったが、今はほとんど全員である。
 たまに寿退社する社員がいるが、旦那は高給取りなのかと訊ねるほどになってしまった。

C高学歴化
 以前は本社勤務でも男は大卒、女は短卒が普通だった。
 いまは理系は院卒、女も大卒が一般的だ。
 理由はよく分からないが、そうなったのは女性が辞めなくなったタイミングとほぼ時期を同じくしている。

D派遣化
 派遣が増えた。
 特に2000年代の前半は多かった。
 最近は少し下火である。

Eモンスター化
 新入社員を中心にクレーマーが増えてきている。
 会社が大企業化し、体面を気にするようになったこともある。
 管理職は人事からいろいろ注意される。
 馬鹿馬鹿しくて部下を真剣に指導する気にもなれない。

Fシルバー化
 以前は60で辞めていたが、60以降も嘱託で働く人が増えてきた。
 などと思っていたら、今やほぼ全員である。
 60で辞める人がまれにはいるが、辞めて何をするのですかと訊ねるほどになってしまった。

G離婚化・独身化
 私の勤める会社は保守的な人が多く、ある程度の年齢で独身は珍しかった。
 また、離婚したら密かに噂になるほど離婚する人は少なかった。
 いまや、どちらも普通になってしまった。
 かく言う私自身が高齢独身者である。

改めて眺めてみると、私の会社で起こった変化は一般社会で起こっている変化と同じである。
珍しくも何ともないことを確認しただけだ。


posted by なすび at 07:28| Comment(4) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月10日

「おひとり様」向けビジネス

独身者が増えているせいか、「おひとり様」向けビジネスが盛んなようである。
しかし、このビジネスうまくいくのだろうか?
私の経験からすると「おひとり様」の男は金を使わないものである。

男は女子供がねだるので仕方なしに金を使っているだけで、自分のためには存外金を使わない。
ねだる人がいなければ外食は吉牛だし、服はユニクロだ。
加齢と共に友人も減るので、飲みにも行かない。
ときにお水に貢ぐのがせいぜいだ。

「おひとり様」向けの家電など中途半端で玩具みたいだ。
肝心の機能がイマイチで、すぐ壊れそう。

「おひとり様」専用のツアーもいらない。
一人部屋の割増が適正であれば一般のツアーで問題ない。

「おひとり様」専用のアパートも嫌いだ。
若い人が多くてうるさそうだし、作りも安っぽい。

結局、企業側は「おひとり様」を謳って価値を演出し、割高にしているだけだろう。
本当に「おひとり様」が求めているものではない。

さて、私が望む「おひとり様」向け商品はスーパーの惣菜である。
少量パックを多数揃えて適正価格で販売して欲しい。
都市中心部を除いて、このようなスーパーは少ない気がする。

あとは思いつかない。
レストランにも焼肉店にもめったに行かないからだ。


posted by なすび at 10:47| Comment(6) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月08日

「会社」は「社会」

私は会社組織は嫌いだが、仕事そのものは嫌いではない。
もう金のために働く必要のない身分だ。
好きに働けるならどんな会社がいいだろう。

@事務的であること
 私の技能だけを評価して貰えばいい。
 義理も人情も社交も不要である。
 もちろん馬鹿な上司が偉ぶっている組織は問題外。

A労働時間を自分で決められること
 さすがに仕事だ。好きなときにいきなり休むわけにはいくまい。
 毎週、取り決めた日数・時間だけの契約が可能であることは必須だ。

B服装が自由であること
 私が働くとしたら過去経験のあるシステムの仕事だ。
 客先に出向くときは相応の服装は必要だが、内勤時にはスーツ・ネクタイは御免だ。

C会社行事の参加が求められないこと
 組織強化のために会社行事を作り、参加を強要する会社がある。
 今の会社がそうだ。
 30年近く・・・もう飽き果てた。
 純粋に仕事だけを求める会社で働きたい。
 朝の朝礼など抜きで、いきなり仕事で問題ない。

私が求めているのは今の会社と真反対である。
つくづく合わない会社に入ったものだと思うが、今の日本の大企業は概ねこんなもんだろう。
再び会社勤めをする気もないが、理想的な会社があれば・・・という気もなくはない。

私としては純粋に仕事だけを求めているつもりだが、こんな会社は現実にほとんどない。
不思議でしかたないが、日本の会社は「会社」である前に「社会」なんだろう。


posted by なすび at 19:16| Comment(2) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月30日

日本の伝統的なビジネスモデル

サラリーマンに必要な能力とは業務遂行ではなく、従順忍耐であることは今や常識だ。

もっとも、これは会社に限った話ではない。学校も、地域社会もそうだ。
均一で、そこそこのレベルの人間を集め、統制し、負けない試合をする。そして、それを繰り返す。
これが日本の伝統的なビジネスモデルかもしれない。

嫌だと思う人も多いだろうが、簡単に変わるはずはないので、耐えられないなら逃げ出すしかない。
逃げ出すにしても金は必要だから、以下のような方法になるはずだ。

@自分で会社を経営する。
Aデイトレーダーになる。
B外国または外資の会社で働く。
C日本の会社で働くが、可能な限り期間を短くする。
D他人(親・国)に頼る。

現実の私はC型だが、もう一度やり直せるなら外資で短期集中的に稼ぎ、早々にアリリタするというBCの折衷型でいきたい。
@は露ほども考えたことがないし、Aはまったく自信がない。Dはさすがにやましい。

いずれにしても長年続いているものには相応の理由がある。
徒にぶつかっても傷つくだけなので、適当にかわすのが正解だろう。

posted by なすび at 09:46| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月05日

「アジア立志伝」を観て

NHKの「アジア立志伝」でドバイを取上げていた。
スレイヤムという人が主役で、ドバイ発展の立役者のようだ。

彼はドバイを世界一にするのが生甲斐のようで、さすがに日本ではこのようなベタな価値観は遠いものになっている。
そもそも、この番組のタイトル自体が「立志伝」で、これも日本には古い、過去の言葉かもしれない。

アジアは戦前は欧米日に支配されていた。
されていなかったのは日本くらいだ(だから欧米と同様支配者側に回った)。
戦後も長らく貧しかった。
彼らが豊かさを享受できるようになったのはここ最近の話だ。

とはいってもまだ先進国ではない。
敗戦でいったん失ったとはいえ、戦前(70年以上前)に既に先進国であった日本とは随分違う価値観が生きている。

いくら近代的な装いをしても、彼らは基本ハングリーだ。
単純に世界一や物質的豊かさを目標にできる。

アジアはよく行ったし、好きな地域なので、この番組も欠かさず観る。
でもそれは「懐かしいね。エネルギッシュだねえ。昔の日本みたいだね。日本ももう一度頑張らなきゃねえ」という回顧かつ優越気分以上のものではない。

今アジアを深堀りすることが今後の日本に役立つのだろうか。
過去を振り返るのは楽しいが、必要なのは先を考えることだろう。
やはり日本自身や英仏米がもっとも参考になるのではと思う。

次は「ヨーロッパ安寧伝」あたりをお願いしたいと思います。
posted by なすび at 17:17| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする