2016年01月28日

国民の僕

甘利大臣が辞任するようだ。
結構なことである。
トラップであることは確かだろうが、だからといって金を受け取っていいわけではない。

政権にとっては痛手だろうが、これを機に十分反省してほしい。
日韓合意、中国への植林援助、スワップ交渉など、最近は民意を無視した独断が目立つ。
政治家、官僚は国民の僕である。
民意に反することをするときには、時間をかけ、誠意をもってその理由を説明する必要がある。

安倍首相は保守派の応援があってリベンジできたわけである。
彼自身もその立場をわきまえて、謙虚に国民の意見を聞いてきた。
が、最近は変な自信がついたのか、思い上がりが目立つ。

国民が求めているのは安倍政権ではなく、民意を反映してくれる政権である。
そのことを重々忘れないで欲しい。

日本の政治家、官僚、マスコミに信念などない。
隙あらば、楽な方へ、自分が得する方へ、そして長いものへ巻かれようとする。
彼らが勝手なことをしないように国民はしっかりと監視し、叱咤激励する必要がある。


【追記】
 安倍首相は参院選の公約に「憲法改正」を挙げた。
 この公約を日韓合意で裏切った保守派に対する懐柔という人もいる。
 別に懐柔であっても構わない。
 国民が納得する政策をしてくれればそれでいい(改憲が多数派かどうかは疑問だが)。
 政治家、官僚には「国民を裏切ったら怖い」ことを肝に銘じさせる必要がある。

posted by なすび at 22:52| Comment(6) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月09日

テレビのタブーについて

テレビが面白くない。
理由は簡単で、タブー(放送しないこと)が多過ぎるからである。

私は保守だから、中国や韓国に不都合なことが放送されないのは腹立たしい。
しかし、それ以外にも、官僚、スポンサー、宗教団体、同業他社など「報道しない自由」が行使されている。
これだけタブーがあっては、面白い番組など作りようがない。
悪口(批判)の言えない飲み会がいかにつまらないか・・・。

面白くなければ、その番組、しいては放送局が衰退することになる。
面白い番組、面白い局に取って代わられる。
しかし、テレビ局は認可制で、事実上新規参入ができない。
競争原理が働かない状態である。
だから、どの番組もどの局も面白くないのである。

ネットが面白いのは、このタブーが少ないからだ。
ネットでもメジャーになると、周囲に配慮して段々堅苦しくなる。
そうなると面白くなくなるのだが、新規参入は自由である。
マイナーで、エッジの立ったサイトがどんどん現れてくる。
それもメジャーになればつまらなくなると思うが、新陳代謝はいくらでも効くのである。

競争原理が働かない業界は必ず腐ってくる。
テレビもその一つだろうが、ネットという強敵が現れても、対策を打とうという感じでもない。
私がオーナーなら、中韓というタブーを取り払い、事実を客観的に報道をする。
別段保守に寄らなくても、それだけで人気の番組、局になると断言できる。
それが分からないのか、分かっていてしないのか、あるいはできないのか・・・私には理解不能である。

posted by なすび at 18:45| Comment(6) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月06日

嫌な予感

日韓合意はアメリカの強い意向があったといわれている。
合意の後、あんなに手放しに喜ばれては、「アメリカがやらせた」と思われて当然だろう。

安倍政権としても「ありもしない慰安婦強制連行」を認めて支持者に嫌われたくなかったから、それなりに頑張っていたようだ。
それを今回認めたのは、選挙に負けない感触を得たからだろう。

いままで応援してくれた保守層を裏切っても、彼らの受け皿となる保守系政党もライバル政治家もいない。
左派には受ける合意であるから問題ない。
選挙に負けないなら、「長いもの(アメリカ)に巻かれてしまえ」ということだろう。

安倍首相に限らず、日本の政治家にポリシーや信念を求めても無駄である。
国民の批判がなければ、楽な方へ、力の強い方へと流れてゆくだけだ。

しかし、アメリカは合意によって日韓の仲がよくなると思っているのだろうか。
私には嫌韓に流れた国民感情がそう簡単に変わるとは思えない。

アメリカは日本政府のコントロールはできても、日本国民のコントロールはできない。
ごり押しが過ぎると、嫌韓を通り過ぎて、嫌米に進むかもしれない。

安倍政権は通貨スワップや五輪協力などで韓国を助ける政策をするだろう。
いったん妥協を始めれば、止めどがないものである。
そして国民の気持ちは離れ、支持を失ってゆく。
彼の後を引き継ぐものは・・・橋下氏ということになるのだろうが、私には嫌な予感しかしない。

posted by なすび at 22:03| Comment(4) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月30日

信念なき決断

今回の慰安婦問題合意に関しては、様々な人が「背景を憶測」している。
安倍首相がまったく国民に説明しないのだから憶測しかできないのは当然である。
しかし、国民の多く関心を持っている慰安婦問題に関して、首相が会見どころか言葉も述べないのは異常である。

年末の仕事納めの日に開催したのも、韓国で行ったのも、外相が対応したのも、安倍首相が会見を避けるためだったように思える。
休暇で時間を置き、年越しすれば、国民の感情も和らぐだろう。
裏を返せば、この会合の日程が決まった時点で「妥協」も決まっていたといえる。
年内にこだわったのは、むしろ日本サイドだろう。

「韓国が嫌い、慰安婦で妥協の必要はなし」という国民は半数を超えている。
だから、今回の譲歩は国民の怒りを買うこと必至である。
それが分かっているから、綿密に計算して、首相が矢面に立つのを避けたと思える。

メディア対策もできている。
今回の合意を非難するメディアも、会見を求めるメディアもない。
念の入った話だ。

そこまで配慮して国民を抑え込んで、政権はいったい何がしたいのだろう。

信念のある決断であれば、こんな真似はしないだろう。
首相自らが会談に臨み、自らの言葉で国民に訴えるはずだ(安保の時のように)。
きっと国民に堂々と言えないような背景があると思われる。

首相の評価は当然として、自民党の支持も下がるのは理解してのことだから、はした金やはした利権が目的ではあるまい。
もっと大きな力が働いていると考えるのが自然だろう。

いずれにしても、安倍首相が以前のような求心力を持つことはないだろう。
それは国民にとっても、日本の政治にとっても、彼自身にとっても不幸なことだ。

早々に会見でつまびらかにして欲しいが、年明けに当り障りのないことを言って済ますのだろう。

posted by なすび at 13:11| Comment(4) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月28日

慰安婦をめぐる会話

【韓国】
 被害者ビジネスでもっと日本からタカりたい。
 でも、最近は日本も目覚めちゃったし、もう金がもらえないかも。
 諸外国にも嘘がバレてきたし、このまま続けるのもどうかなあ・・・。

【日本】
 もう韓国なんてどうでもいいや。
 でもゴチャゴチャ言われるのはうっとうしい。
 当面静かにしてくれるなら、多少配慮してもいいよ。

【アメリカ】
 私の同盟国同士が争っているのは問題だ。
 仁徳ある私が仲介して仲良くさせよう。
 私にはその力がある。

【日本】
 アメリカが煩いから、適当に仲直りしたフリをしないか。
 文言はお互いのメンツが潰れない表現でいいだろう。

【韓国】
 了解。
 あと通貨スワップや投資なんかもヨロシク。

【日本】
 それはどうかな・・・。


今回の慰安婦問題締結の背景はこんな感じかと勝手に推察している。

内容も文言も河野談話とほぼ同じとのことである。
河野談話は「強制性」は認めていないが、「軍の関与」は認めている。
だから、それを継承している安倍政権としては、「軍の関与」は使ってもいい言葉という判断なのだろう。
(日本人としては使って欲しくない言葉だ。)

韓国も「もう蒸し返しません」と表明し、文書化もされるから、当面政府として表立った活動はできないだろう。
日本も韓国の約束など信用していないが、アメリカの顔を立て、しばらくの安寧が得られるなら10億は安いという判断なんだろう。


【後記】
 私は河野談話に納得していないし、現政権がそれを継承していることも嫌だ。
 だから、河野談話を上書きする今回の解決は不快である。
 論理的には整合性があるのだろうが、そこには日本人の感情がまったく入っていない。

posted by なすび at 20:57| Comment(2) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする