2015年07月28日

リタイア時期について

私が一番リタイアしたかったのは40代前半である。
会社は半干され状態で、将来の展望はまったく見えなかった。

結婚しなくても、多少貧しくても、自分ひとり自由に暮せたらそれでいいと思っていた。
海山で遊び、庭で猫を撫で、本でも読んでいれば幸せだと思っていた。
そうしなかったのは、当時、国民年金部分の支給には25年掛けるという制約があったからだ。
大卒で浪人していた私は少なくとも50近くまで働く必要があった。

年金制約は数年後に解除されたが、その間、私は社内転職に成功し、大きな苦痛なく仕事ができる状態になっていた。
ポジションも上がり、収入も増えたから、特に辞める理由はなくなっていた。

50半ばの今期、会社に嫌気が差したのと、残り時間も減ってきたのでリタイアするつもりだ。
40代前半から10数年経っている。

この10数年の間得たものは、金、ある程度仕事をやったという満足感である。
一方、失ったものは残り時間、エネルギーと好奇心である。
損得勘定は微妙だ。

恐らく、その時辞めても、いま辞めても、生活自体は大きく変わらない。
実家に帰って、勝手気儘に暮すだけである。
違いはといえば、金に余裕があって、将来に不安がないかどうかだ。
あと達成感は多少違うかな・・・その時辞めていれば、挫折感も強かっただろう。

平均まで生きるのなら、リタイアの先延しは失敗ではなかったという気がする。
余裕のある老後が実現できそうだからだ。
(実際、金がなくて辛さが堪えるのは老人になってからだろう。)
しかし、早死にしてしまえば、少しもったいなかったと感じるはずだ。

いずれにしても、自分で決められる話ではなかった気がする。
そうなったから、そうしてしまったというのが正確な気がしている。

posted by なすび at 19:48| Comment(8) | リタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月27日

リタイアしないとできないこと

リタイアしないとできないことはそう多くない。
会社勤めをしていても好きなことを楽しむ時間くらいはあるからだ。
問題があるとすれば、多くの時間を割けないことだろう。

だから、リタイアしても現在の休日とやること自体は変わらない。
休日、家で飲んだくれている人はリタイアしても家で飲んだくれているだろう。
(これは私のことだ。)

さて、私の場合、リタイアしなければできないことは実家で暮すことである。
少なくとも今の会社を辞めないと実家で生活することはできない。

母が家事をしてくれて、庭がある生活だ。
多少の近所付合いもあるだろう。
これは都会のアパート一人暮しでは考えられない。

また、海や山が近い。
アウトドアスポーツが今よりしやすいだろう。

年に数回は帰っているが、住んでいないので未知の場所も多い。
車を使ってそういう場所を訪ねてみるのも楽しみだ。

あとは、造園の職業訓練を受けることだろうか。
学生に戻った気分で1年間訓練を受けるのも興味深い。

大体こんな感じでリタイア後のイメージを固めている。
これ以上は実際にリタイアしてみないと分からない。

posted by なすび at 09:37| Comment(8) | リタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月16日

上手くいかないリタイア

上手くいかないリタイアの筆頭は「資金が十分でないリタイア」だろう。

「家族の理解」は望ましいが、家族が理解してくれることは期待できない。
親父が家でブラブラしていて嬉しい家族などいないからだ。
定年を待たずに大金を作ったから、しかたなく親父の我儘を受け入れている・・・要はそんな感じだろう。
家族を黙らせるには最低でも億の金が必要だと思う。

「やることのあるなし」もあまり重要ではない。
退屈して困るようであれば、バイト仕事をすればいいからだ。
仕事はやりがいがあるという感じではないだろう。
しかし、金ができたからリタイアするような人間だ。
もう組織や仕事に思い入れはないだろう。
世に通用するだけのスキルがあれば、それなりの仕事も見つかるはずだ。
そうでなければ自分はその程度と諦めるべきだろう。

金がなければ不安を抱えたまま節約生活するしかない。
気楽なリタイアではないだろう。
家族がいれば、そのうち不満が噴出する。
金持ちでもないのに遊んでいる親父に寛大な家族はいない。
家庭崩壊である。
そんなことは本人も分かっていると思うが、辞めたい気持ちが先に立つと・・・しかたがないのかもしれない。

よい解決はない。
無理のきかない人が投資や自営で成功するとは思えない。
さらに墓穴を掘るだけだ。
しばらく休んで仕切り直し、再就職する。
そして、十分な資金ができるまで我慢して働く。
嫌でもこれしかないだろう。

posted by なすび at 13:42| Comment(10) | リタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月24日

義兄はいつリタイアできるか

私の義兄は県庁の職員である。
私より3歳年上だから、定年まで3年を切っている。
定年後も再雇用で何年か働くつもりのようだ。
出世している感じはないが、仕事はさほど嫌でもなさそうだ。
まずは結構なことである。

公務員だから退職金も年金も多い。
どれほど貯金を持っているか知らないが、夫婦二人なら60でリタイアしても生計は成り立つだろう。
不安要因は一人息子である。

息子(私の甥)はまだ学生で、俗に言うFラン大である。
心も弱いところがあるから、無事に就職できるか、就職しても続くかどうか不安があるようだ。
せめて金でも残しておくかという心境のようである。
金に無頓着だった姉も最近は節約モードに入っている。

姉は結婚後働いたことがない(たぶん働くつもりもない)。
義兄もリタイアすればマンションで一日中姉と顔を突き合わせることになる。
感情的で、小言の多い女だから義兄も面倒なのだろう。
外で働いたほうがいいという気持ちも理解できる。

今の感じでは65まで働きそうだが、これも状況次第だろう。
一番は息子の就職、二番は再雇用先の居心地。
私も息子(私の甥)が自立して、義兄が安心してリタイアできることを願っている。
甥は私がボケたときに資産管理をしてくれる最有力候補でもあるからだ。

posted by なすび at 08:29| Comment(8) | リタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月15日

幸福の原理

貯蓄を増やす原理は単純である。
収入を増やし、支出を減らせばよい。

同様の手法が幸福にも当てはまるとすれば、幸福を増やす原理もまた単純である。
楽しいことを増やし、嫌なことを減らせばよいことになる。

だから、幸福度合いは以下のような感じだろうか。

@幸福度:大
 ・会社が楽しい(楽しいことが多く、嫌なことが少ない)
 ・リタイアして、やりたいことがある(同上)

A幸福度:中
 ・リタイアして、やりたいことがない(楽しいことが少なく、嫌なことも少ない)

B幸福度:小
 ・会社がつまらない(楽しいことが少なく、嫌なことが多い)

多くのリタイア者は「B会社がつまらない」から「Aリタイアして、やりたいことがない」への移行だろう。
十分に合理的な判断である。
私も今期中にそうするつもりだ。

そのためには、リタイア後の生活を保障する金銭プランは不可欠である。
もちろん、「やりたいことがある」状態になったとき、それを可能にする余裕も確保できれば言うことはない。

posted by なすび at 22:43| Comment(4) | リタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする