2014年11月07日

「ありのままの〜」

アナ雪のエルサは悩んだ挙句、人の国の王の座を捨てて孤独な雪の女王になってしまった。
「ありのままの〜」自分を選んだわけである。

バツイチ女性と結婚するために退位したイギリス王もいた。
彼もまた「ありのままの〜」自分を選んだのだろう。

エルサも、イギリス王も社交が苦手な引きこもり体質のようみえる。
社交が仕事の王には向かない性格だ。
彼らも在職中は辛かっただろうし、ありのままの自分になってホッとしたことだろう。

王様や女王様はありのままを選んで隠居しても生活には困らない。
義務を果たせなかった王でも国が面倒を見てくれるからである。

しかし、庶民はそうはいかない。
私も新卒早々「ありのままの〜」自分になって会社など辞めてしまいたかった。
それでは行き倒れになるのが分かっていたので我慢して30年だ。

ありのままの自分になって意外な才能が開花し、大きな収入を得る人もいる。
しかし、それは少数派で、大半は生活を身内に頼る人生になる。
ありのままの自分と収入には負の因果関係が働く場合が多い。
世間に容易に認知される性質であれば既にオープンになっており、「ありのままの自分」「真の自分」という言葉は使わないからである。

「ありのままの〜」と歌っているときは気持ちいいが、ありのままでは生きていけないのが現実だ。

posted by なすび at 15:18| Comment(8) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月01日

メンヘラ男の特徴

メンヘラ男の特徴」という記事があった。
メンヘラとはメンタルヘルスのことだ。

特徴は以下の通りらしい。
 @思い通りにならなければ気が済まない
 A虚言癖
 B日によって態度が違う
 C自分は特別だと思っている
 D世の中が間違ってると考えてる

少し分析してみよう。

 @思い通りにならなければ気が済まない
  これを表に出し過ぎると社会では生きていけない。
  成り立つのは権力者だけだ。
  だから、ここでは怒りやイライラが直ぐ顔に出る人という意味だろう。
  人間関係を大切にする人なら必死で隠そうとするから、表に出す人は社交を高く評価していない人だろう。

 A虚言癖
  話の大きい人、自慢を通り越して「嘘だろ」というレベルの人はいる。
  しかし、虚言癖といえるのは一人だけだった。
  この人には随分と迷惑を掛けられた。
  大学時代の友人だったが、失業して離婚して実際に心を病んでいた。
  孤独に弱い男だったので、とにかく誰かの関心を惹きたかったのだろうか。
  
 B日によって態度が違う
  極端な人には出会っていない。
  運がいいのか、私が鈍感なのか。

 C自分は特別だと思っている
  俗にプライドの高い人という意味だろう。
  もちろん自分を見下げて嬉しい人はいない。
  しかし、普通は他者評価(世間が自分をどう評価するか)に則って自己表現するものだ。
  そうしないと他者から受け入れられないからだ。
  この人にはそれよりも優先したい事項があるのだろう。
  孤独には強いだろうから、金を貯めて早々にアリリタ(隠遁)するのが最良だ。

 D世の中が間違ってると考えてる
  Cの人はこう考えるようになりがちだ。
  他人は自分が評価するほど自分のことを評価してくれないからである。

総評としては、@CDは「社交に関心が薄い」という傾向がある。
Aは「社交に関心がある」タイプかもしれない。
Bは単なる気質だろう。
いずれにしても、自分の他者評価に大きな不満がある人なのは確かだ。

posted by なすび at 13:54| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月28日

宝くじについて

近くのスーパーに宝くじ売り場がある。
買うのは中高年が多いようだ。
女性もいる。

宝くじの還元率は50%。
割のよい博打ではない。
しかし、元手も、甲斐性もない人が大金を掴む数少ないチャンスだ。
気持ちも分からなくはない。

仮に宝くじが当ったからといって人生が変わるわけではない。
この歳になるとそう思う。
会社を辞めて、一生遊んで暮せるかもしれないが、それだけである。

家族に尊重されないお父さんはそのままだし、孤独な老婆は孤独なままである。
寄って来るのは金目当ての人だけで、そのうちに嫌気がさしてしまう。
中高年になると、いまさら生き方など変えようがない。

とはいっても、お金がない人や会社が辛くて困っている人には夢のような話だ。
現実に悩みから開放されるからだ。
こういう人にこそ当って欲しいと思う。

ところで、購入する人には結構な高齢者もいる。
金があっても使える時間も体力もなさそうに見える。
彼らは何を夢みて宝くじを買うのだろうか。
高級老人ホームに入るためか、孫に財産を残すためか、一生の思い出に世界一周などするためか。

TVなどでアンケートを取って欲しい。
つまらないドキュメントよりよほど面白いと思う。

posted by なすび at 12:28| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月08日

上手な暇つぶし

「孤独のグルメ」は毎週録画して観ている。
所詮ドラマなのだからリアリティを求めてもとは思うが、主人公のビジネスには毎回疑問が拭えない。

この人、ちゃんと食っていけるのだろうか?

主人公は西欧家具・食器を扱っている輸入業者(自営)のようだが、個人相手の商売が主のようである。
主人公は毎回客の住む町に行き、打合せ、お届けをしたついでに、町のB級グルメを楽しんでいる。
結構大食いで、しかもコスパなど斟酌する気配はない。
最低でも2〜3品は頼むので安い店でも1,000円以上、焼肉店なんかであれば5,000円以上は食べていると思う。
顧客を訪問する交通費も掛るので、1回訪問すれば結構な物入りだ。
ときには自家用車で訪ねることもあり、車種はBMWだったように記憶している。

自分ひとりの会社で、自宅を事務所にし、家族はいないようだ。
交通費は当然として、車および維持費、家の修繕費・水道光熱費、衣服・外食費もすべて会社経費で落としているだろう。
仮に自分の給与を500万、会社に利益を残さないとしても、やはり粗利1,000万は必要だ。
家具食器の輸入業者がどれほどの粗利を稼げるかは分からないが、1割としても年商1億という商売になる。
インターネットで個人がひたすら頑張っても1億の商売は難しいだろう。
まして、対面の打合せやお届けなどという優雅な商売をしていたらとても無理だ。

主人公は毎回お気楽な顔で飯をパクついているが、「商売は大丈夫なのか」と聞きたくなって困る。
ただし、多額の遺産を相続し、一生喰うに困らぬ身分なら話は別だ。
たとえ持ち出しであっても、様々な町を訪ね、趣味を同じくする人と話し、上手い飯が食えるなら誠に上手な暇つぶしと言えるからだ。

posted by なすび at 16:25| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月05日

死ぬべきでない人

理研の事件を聞いたとき、

「死ぬべきでない人が死んだな」であり、

「男は脆いな」であり、

「挫折を知らない人はそういうことをするんだ」であり、

「彼の科学上の役割は終わっていたんだ」である。

彼は私と同世代である。
4月のTV会見で初めて観たが、たぶん好きなキャラだ。
私は頭がよく、ポジティブな人を尊重する。
だから、何の関わりもないが彼の死は本当に残念だ。

ご冥福をお祈りしますとしか言いようがない。

posted by なすび at 20:51| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする