2014年11月09日

年金のシュミレーションには税負担も忘れずに

年金を増やす方法はいろいろあるが、盲点になるのは公的年金には税が掛るということだ。
国保は住民税に比例するので、国保にも影響する(というか、一番影響が大きい)。
始末が悪いことに、退職金を年金の形で貰う企業年金も公的年金に含まれる。

私が今(53歳)会社を辞めて60まで国民年金の全額免除を申請したら、予想年金額は170万程度。
これでシュミレートすると年9.8万の負担が必要になる。
【内訳】
 所得税:0.2万
 住民税:1.4万
 国保 :8.2万

仮に退職金の半分を企業年金に組み込んだ場合は、予想年金額は210万程度。
これでシュミレートすると年18.8万の負担が必要になる。
【内訳】
 所得税:2.0万
 住民税:5.0万
 国保 :11.8万
企業年金は利率もいいし終身補償をしてくれるが、一時金で貰った場合発生しない税負担が毎年発生する。
また、いい利率が適用され続けるかは会社の業績次第だ。
損得はよく考えないとならない。

また年金受給を70歳まで繰り下げた場合、予想年金額は241万程度(170万×142%)。
これでシュミレートすると年25.8万の負担が必要になる。
【内訳】
 所得税:3.4万
 住民税:7.8万
 国保 :14.6万
せっかく繰り下げたのに16万余計に税負担させられては適わない。

年金のシュミレーションには税負担も忘れずに。


【注記】
 住民税・国保は市町村によって異なります。
 このシュミレーションは実家のある市町村で計算しています。

posted by なすび at 17:27| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月14日

以前のほうがマシ

アベノミクスはインフレ政策であったはずが、消費増税ですっかり景気を落としてしまった。
日本経済は再びデフレ化しそうな勢いである。
それでも再増税したいと言うのだから、政府は何を考えているかまったく分からない。

安倍政権の失政は日本経済を痛めているが、私個人はさほど怒っているわけではない。
日本国民としての私は「インフレよし」と思っているが、個人としての私は「デフレよし」と思っているからだ。

 @私は近々アリリタする(すなわち、稼ぐことを止める)。

 A私は小金を持っている(アリリタするのだから当然)。

 B年金はそれなりに当にしている。

 C私は50を過ぎた独身だから、30年以上も先のことはあまり考えない。

以上のような条件だから、お金の価値が減るインフレより、減らないデフレがいいに決まっている。
私のような小金持ちの中高年でなくても、大金持ちや年金の多い老人なら皆そう思うだろう。
安倍失政は大歓迎である。

再びデフレに戻るのはアベノミクス以前と同じで結構だが、円安は余計だった。
燃料や輸入品の高騰は家計に響く。
ドルベースに換算すれば、資産も大幅に減ってしまった。

本当に余計なことをしてくれたものだ。
デフレに加えて円安は若い人や貧しい人には随分と堪えるだろう。
私にとっても円高だっただけ以前のほうがマシということになる。

posted by なすび at 17:16| Comment(12) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月12日

滅ぶのは当然

老後の貧困を取上げる報道が増えている。
不安を感じている人が多いのだろう。

失望を覚悟で番組を観たり、記事を読んだりするが、やっぱり100%失望する。
事例になっている人が経済観念のない、とんでもない人ばかりだからだ。

 @現在の生活費を把握して、老後の生活費を類推する。

 A現在の資産負債を把握して、定年時の資産負債を類推する。

 B年金額を把握して、将来破綻しそうであれば大丈夫な年齢まで働く覚悟をする。

これだけのことをすれば、よほどの不運がない限り、老後貧困に陥ることはない。
当然、変なコマーシャル記事やあおり記事に惑わされることもない。

リタイアブログの人にはあたり前のことだが、50代でも上記ができていない人はいる。
資産や収支の管理を専業主婦である奥さんに任せ切りにしているからだ。

奥さんが意図的に情報開示しない場合もある。
私の同僚(当時54歳・単身赴任中)は「年金定期便」の存在を知らなかったし、当然自身の年金額も知らなかった。
すべて奥さんが握って、旦那に知らせなかったからである・・・恐ろしい。

確かに大手企業に長年勤めている人は無関心でも何とかなるだろう。
妻が無駄遣いしていなかったり、子供がトラブルを起こさない限りは。
それ以外の方は奥さんにヒアリングし、まずは自身で確認することだ。

自分の資産や生活を自分で管理できない人が滅ぶのは当然だろう。
可哀相ではあるが、同情する気も支援する気もまったく起きない。


【注記】
 このエントリは病気などの理由で働きたくても働けない人を想定していません。

posted by なすび at 13:13| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月04日

年金の改悪

年金はリタイア後の大きな支えだ。
当然私もシュミレーションに組み込んでいる。

ただ、国の状況を考えると現行通り支給されるはずもなく、近々改悪が行なわれるだろう。
想定できるのは以下の4点。

@支給年齢の引上げ
 40代以下の方は覚悟しておいた方がいい。
 現行、厚生年金部分を2歳刻みで65歳まで上げている。
 この延長で1年ずつ68歳まで引き上げる公算が高い。
 厚生年金部分だけでなく基礎年金部分まで併せて引き上げられると思う。
 現在51歳の人が65歳から満額貰える最後かもしれない。

A支給金額の減額
 年金が少ない人には関係がないだろう。
 下手に下げても結局生活保護に流れるからだ。
 中以上の人には十分可能性がある。

B掛け金の増額
 現在も毎年のように上がっている。
 今後も続くだろう。

C掛ける年齢の引上げ
 退職年齢65が固定化されたら、掛ける年齢も60から65に引上げされるだろう。
 掛ける年数が長くなれば、減額されても現状維持できることになる。

アリリタする53歳の私にとっての想定は以下の通り。

@支給年齢の引上げ
 関係ない。
 予定通り64歳からの厚生年金、65歳からの基礎年金の支給と考えている。
 私と同じこの枠に入っている人は最年長で55歳になっている。
 すなわち支給までもう10年を切っていることになる。
 10年前がライフプラン変更の一応の目安だから、政府もいきなりの変更はしないだろう。

A支給金額の減額
 当初は満額支給。それから5年毎に3%ずつ減額される想定にしている。
 3%では少し甘いかもしれない。
 額が大きいほど減額率が高いと考えているので、年金の絶対額は増やさないようにしている。
 リタイア後は全額免除を申請し、掛け金を資産として残すつもりだ。
 資産への課税はないと考えているからだ。

B掛け金の増額
 関係ない。
 アリリタして収入が0になるからである。

C掛ける年齢の引上げ
 よく分からない。
 リタイア後は全額免除にするが、半額分は国税から支給される。
 単純に考えれば支給金額は上がるはずだ。
 そのときには減額もセットだろうから、プラスマイナス0なのだろう。

posted by なすび at 14:34| Comment(10) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月26日

実用的でない趣味

実家は海の近くだから釣りを趣味にしている人は多い。
私も子供の頃少しはやっていた。
リタイアすれば再開してもいいだろう。

釣りは釣れるときは大量に釣れるが、釣れないときはまったく釣れない。
毎回程よく数匹ずつ釣れるということはない。
だから釣れたら魚の始末に困るし、釣れなければスーパーで刺身を買うことになる。
意外と実用的でない趣味だ。

南海の島々の人たちは毎日その日の分だけ魚を取っているようだが、あれは海に大量の魚がいるのだろう。
魚が多い日には数分で、少ない日でも数時間もすればその日のおかずを確保できる。
その時点で漁はお仕舞いである。
趣味ではないので食べもしない魚は釣らない。

地球上に今ほど人類がいなかった頃(そんなに昔ではない。200年前は今の1/7だった)は随分と魚が多かったろう。
魚を獲って食べる人が少ないのだから当然だ。
それこそ目に前の海にウヨウヨいる状態だった。
きっと手掴みで獲れる時代もあったはずだ。

そんな生まれる前のことを懐古してもしかたがない。
大切なのは今日明日の生活だ。

そんなわけで、釣りは趣味であり、家庭菜園ほどにも生活の助けにならないことがはっきりした。
釣りの腕より新鮮な魚介を見極める目の方が大切だ。
市場で安くて旨い魚を適量買うのが最も生活の助けになるということだろう。

posted by なすび at 16:25| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする