2020年04月27日

結論のない話

学生の頃、心理学に興味を持ったことがある。
内省的な若者なら多いだろう。

Aという行為がしたいのに、ついBという行為をしてしまう。
そういう自分の行動に疑問を感じたからである。

心理分析では
 ・本当にしたいAという行為をして失敗したら心が傷つくから
 ・あるいは、成功する(Aという行為がうまく行く)こと自体に不安を感じるから
という分析が多いかもしれない。
いずれにしても、できるだけ自分を突き放して客観視しようという習慣がついたのは確かだ。

自分を客観視したからといって立派な人間になれたわけではない。
しみじみと「私は意地悪だなあ」とか「冷たいなあ」とか理解しただけである。
特に人に好かれるようになったわけでもない。

逆に、他人に対する見方は厳しくなったかもしれない。
「よくそんなに自分に都合のよい理由で自分を甘やかせられるな」とか、「もっと厳しく自分を見つめるべきだ」とか。
他人に厳しい目を向ければ、他人からも厳しい目を向けられる。
心理学に興味を持ったからといって、現実的に得になったことは少ない。

しかし、この歳になって人の見方は変えようもなく、自己分析ができない人はバカに見える。
そして、世の中、自己分析など考えたこともないような人が多い。
それでも立派に生活していけるからである。

結論のない話になりそうである。
私も変わらないし、他人も変わらないということだ。

posted by なすび at 19:34| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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