2018年06月14日

米朝会談の評価

米朝会談の評価が分かれている。
妙に融和的で曖昧な宣言に終わったからだろう。

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低評価する人の主張は、
 ・完全かつ迅速な核廃棄が盛り込まれていない。
 ・拉致については話しただけ。
 ・経済支援は日韓がする。
要は、「北朝鮮に甘過ぎる」ということだ。

一方、高評価する人の主張は、
 ・日米の真の敵は中国であり、北朝鮮をこちら側に引き入れたことに意味がある。
 ・敵地攻撃ができない日本は金しか北との交渉材料はない。
  だから、アメリカが金を出さないのは、むしろ日本が希望したこと(米が金を出せば、北は日本との交渉不要)。
要は、「北朝鮮を中国から切り離せた」ということだ。

後者が正しければ、拉致は迅速に解決するだろう。
その代り、相当な金を払う必要がある。

どちらが正しい評価だろうか。
私も分からない。
もう数ヶ月様子を見るしかない。


【追記】
 「誘拐犯に身代金を払うなんてとんでもない」と思う人もいるだろう。
 もっともである。
 しかし、私は全員が還ってくるなら払ってもいいと思っている。
 理由は「言って聞かないなら腕づくで取り返す」という普通の国がする努力を怠っていたからである。

posted by なすび at 14:01| Comment(2) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
交渉事はここからがスタートです。
お金の話だけ先走っているように思います。
まずは北朝鮮から核やミサイル兵器がなくなり
拉致被害者の帰国がなされた後、議論する問題でしょう。

今後の北朝鮮情勢は金正恩とトランプしだいのところもあり
よくわかりませんが、軍事的経済的にアメリカの方が一方的に有利に立っている分
概ねトランプの意向通りに進むとみています。
しかし、トランプの意向は北の非核化ではなく、朝鮮半島の非核化であり
韓国からの米軍の縮小か撤退を意味しているモノだと思います。
そうなった場合防衛線は対馬海峡になる。
日本にとって朝鮮問題は韓国が防波堤にならなくなる恐れも出てきます。





Posted by バッタモン at 2018年06月15日 10:33
バッタモンさん

>まずは北朝鮮から核やミサイル兵器がなくなり
日本には何もできないでしょう。
アメリカの仕事ですね。

>拉致被害者の帰国がなされた後、議論する問題でしょう
そうですね。
理想を言えばその通りです。
しかし、取引ですから、現実は並行して議論がされるでしょう。
ただし、メディアが率先して金の話を持ち出すとすれば怪しいですね。

>防衛線は対馬海峡になる
私は当てにならない隣人を頼るより、その方がハッキリして日本にとっていいと思っています。

表では言われてませんが、裏でしばしば語られるのが、北朝鮮とイランの関係です。
北朝鮮の核や生物兵器がイランに売られている。
実は、アメリカが北朝鮮問題に本気になったのは、中東への核拡散を防ぐのが主目的と言われています。
今回の会談で「北は中東へ兵器を売らない」という確約を取ったのではないでしょうか。
トランプが勝利宣言した理由がそれだという話です。
トランプにとって主目的を達成すれば、後はどうでもいいのです。
Posted by なすび at 2018年06月15日 11:13
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