2017年08月15日

「利害」と「情報」について

世の中、様々な意見があると言われているが、本質的には、それほど多様な意見があるとは思えない。
にも拘らず、なぜ様々な意見が存在するかといえば、人それぞれ「利害」と「情報」が違うからだろう。

金持の老人はデフレを望む。
もう収入はないし、資産価値が下がらないからである。
一方で、ローンのある若者はインフレを望む。
収入は増えるし、実質の借金が減るからである。
これは「利害」の違いだ。

地上波しか観ない人は安倍政権や戦前の日本にネガティブな印象を持ちやすい。
地上波では、そういう放送しかしないからである。
一方で、ネットで情報を収集する人はそうでもない。
彼らの良かった部分も放送するからである。
これは「情報」の違いだ。

私は現在の日本人が同じ「利害」と「情報」を持っていれば、ほぼ同じ意見に集約すると思う。
日本人は馬鹿ではないし、ほぼ同質な気がするからだ。

その証拠がブログ村の政治カテゴリだ。
政治ブログなど政治に関心がある(政治「情報」を持っている)人しか書かない。

そこでは、一部の極左と多数の中道しか存在しない。
それ以外は全くない。
それぞれは真逆だが、極左は極左で同じ考え、中道は中道で違いがない。
政治思想は様々と言いながら、結局、日本には二つしかイデオロギーは存在しないのである。

それでは、なぜ二つに分かれるのか・・・。
一度、政治カテゴリを閲覧していただければ明確だが、極左のブログは共産党のプロパガンダ誌と同じ内容である。
組織に属していれば、組織活動をしないと叱られる。
結局は「利害」の違いと言うべきだろう。

posted by なすび at 11:24| Comment(4) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
政治哲学のような話ですね。
私の場合は単純で常に損得で動いてます。
なるべく損はしたくないので多く情報を仕入れ
これからの世を予測し、資金を投じる。
そんな事をしながら今まで生きてきました。
私自身は概ね中道の部類でしょうか

そんな私がわからないのは極左の人たちの考え方です。
中核カクマル連合赤軍などが活躍している時分から
見てきましたが、今までずっと負け続けてますね。
それなのに何の得が合ってあの組織に属するのか?
唯一の成功は共産党の国会議員か?
目指すのはそこか?わかりません。
Posted by バッタモン at 2017年08月16日 14:25
バッタモンさん

バッタモンさんのいう「損得」と「情報」が、この記事の「利害」と「情報」のことです。
同じ「利害」と「情報」を持っていれば、普通の日本人であれば同じ判断をすると思います。
結局、「特異な考え方なんて、そうないんだ」ということが言いたかったのです。

左翼の話をしたのは、彼らだって実は「利害」と「情報」で動いているだけです。
市井の左翼掛かった人間の「利害」は左翼運動組織内の評価であったり、若かりし頃の甘酸っぱい記憶なのでしょう。
その「利害」を守るために、ひたすら間違った情報ばかりを収集していると思われます。

大体、政治カテゴリに多数の人がブログをアップしているのに、結局は「少数の極左」と「多数の中道」しか存在しないのです。
人にはそれほど多様な考え方がないことの証だと思いますね。
Posted by なすび at 2017年08月16日 17:20
右翼が元気ない、ネット対策や国会議員もいない。左翼と同等数あれば近郊するのに、有事になれば中道から宗旨替えするのかあ。
Posted by たんちん at 2017年08月19日 21:01
たんちんさん

「有事になれば中道から宗旨替えする」と思います(笑)。
日本では表向きの発言は左翼っぽく言わないとマズいですから。
結局建前なんですよね・・・誰が考えても「自国(日本)ファースト」が自然ですから。
Posted by なすび at 2017年08月20日 08:39
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