2016年12月27日

地方の問題

地方に優秀な人は少ない。
有望な職場や大学が少ないから、有能な人間はみな都会に流れるからだ。
残念だが、構造上、仕方がない。

地方で最も優秀なのは医者である。
大体、地元国立大の医学部出身だ。
地方といえども医学部だから、理工学部でいえば旧帝大以上のレベルということになる。

次は公務員だろう。
大体、近県国立大の文系出身だ。
このクラスになると必ずしも優秀というわけでもない。
標準よりはちょっと上というレベルだろう。

これがほぼ全てである。
役所であれ、銀行であれ、会社であれ、私が日常接する人は、みなこのクラス以下だと思って間違いない。

私も単純に「勉強ができる=賢い」とは思わないが、物事の理解力や事務処理能力は学力に比例する場合が多い。
だから、彼らと接していてため息が出ることは多いのである・・・「もっと分かれよ」「さっさとやれよ」。

もし私が地元のために町おこしか何かをするとしたら、協力を頼む仲間はきっと都会の会社で働いた経験があるUターン組だろう。
そうでなければ新しいものが持ち込めない気がする。
地方の会社ではあまりにも経験できることが少ないと思うからだ。

地方人の悪口を書いたが、都会人が素晴らしいというわけでもない。
都会は人が多いからバカも一杯いる。
しかし、割合としては優秀な人が多い。
繰り返しになるが、地方から優秀な人間が流入するからである。
そして問題の原点は「地方に有望な職場がない」ということだ。

posted by なすび at 14:14| Comment(2) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>そして問題の原点は「地方に有望な職場がない」ということだ。

まぁ最近ではファーストリテイリングやダイソー、ジャパネットなど地方にも全国に知られた会社も出てきてはいますが、
私の姉やその義理の兄、さらにその子供や孫も全部東京に住んでいます。
確かに義理の兄やその子供たちは頭が良いです(笑)
地方で支社にいた人でも優秀であれば本社に行きますからおのずと東京に優秀な人材が集まります。
それに知的労働者が働くのに東京は実に機能的にできています。
交通網でも新幹線は東京を起点に全国の主要都市をほぼ日帰りできますし、羽田から世界中に飛んでいけます。
官僚機構もすべて集まってますから大企業の上層部なら仕事がやりやすい。
利便性が良いのですね。
しかし、仕事を辞めて余生を過ごすとしたらコスパが悪い。
私がもし東京で働いているエリート社員だとして退職を迎えたらすぐに住居を売って甲府か長野に引っ越しますね。
Posted by バッタモン at 2016年12月28日 13:16
バッタモンさん

近所の人でも頭がよかったり、家に金があったりする人はみな都会に出ていますね。
都会の大学に行くから、やはり都会で就職し、都会で結婚する。
そうなるともう地方には戻ってきません。
旧家ほど老いた母が一人残り、やがて空き家になるという傾向があります。

一方で「その逆の人たち」は地方に残りますね。
子供を作って、それなりに数を増やします。
だから地方に多いのは「その逆の人たち」およびその子供たちです。
この構図はどこの地方でも変わりません。

あと、地方には本社がない哀しさはありますね。
海外出張や新しい取り組みを任せられるのは本社の人間が中心です。
だから大企業であっても地方の工場ではなかなか経験が積めません。
経験が積めないとやはり人は育たないでしょう。
Posted by なすび at 2016年12月28日 14:56
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