2016年06月26日

イギリスの傾向について

イギリスEU離脱の投票結果について、幾つかの傾向があるようだ。
私なりに分析してみる。

@イングランドは離脱が多く、他の地域は残留が多い
 他の地域とはスコットランド、北アイルランド、ウェールズである。
 これらの地域はブリテン島の原住民で、現王室が大陸から渡ってきたときに征服された層である。
 イングランドに反発が根強く、独立の意識も強い。
 文化は異なるし、民族もたぶん違うと思う。
 彼らはEUに残留したいというよりは反イングランドで、イングランドとは違う選択がしたかったという気がする。

A田舎は離脱が多く、都市は残留が多い
 都市は金持ちが多い。
 金持ちはグローバリズムから恩恵を受けるので残留である。
 また、都市は移民やその子孫が多い。
 ロンドンなど半分は非白人のようである。
 移民系はグローバリズムに共感があるだろう。
 そもそも、そのおかげで貧しい国から渡ってイギリス人になれたのだから。

B老人は離脱が多く、若者は残留が多い
 これはよく分からない、私は逆だと思った。
 移民の安い労働力によって職を奪われるのは若い未経験層だからだ。
 あえてこじつけるなら若年層に非白人が多いからだろうか。
 白人は子供を産まないが、非白人はたくさんの子供を産む。
 イギリスは若年層ほど非白人の率が高いと思われる。
 そのうちヨーロッパは有色人種の国になるだろう。

posted by なすび at 20:14| Comment(6) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
若年者ほど欧州に属していれば英国の外に出やすいからですよ。
若者はグローバル企業につとめて他の欧州所得で働くことも可能。
それがやりにくくなる。
老人になるほど地元で働いたりそこで生活せざるをえないから移民は困るんでしょうね。
そもそも移民によって職を奪われるといってもそれは底辺産業なので英国の若者はそこはどうでもいいんだと思います。
日本の若者が中国人に職を奪われるといってもそれは居酒屋の店員などで、そもそも日本人がやろうとしない職種だから反発がたいしてないのと同じですね。
Posted by 招き猫の右手 at 2016年06月27日 14:05
招き猫の右手さん

う〜ん、そうでしょうか。
若者=高学歴・都会志向、老人=低学歴・ローカル志向がはたして現代のイギリスで成り立っているのでしょうか。
20年前、30年前の日本とは違う気がしますよ。
(あの頃は親より子の学歴が高いのは普通だった。)

欧米の会社は日本のように新卒志向がないので、経験者優遇です。
欧米で失業といえば若者の問題です。
一部のエリートを除き移民とバッティングするのは若者でしょう。

私も「なぜ若者が残留なのか」明確な解は持っていません。
どなたかご教授いただければ幸いです。
Posted by なすび at 2016年06月27日 14:40
>老人は離脱が多く、若者は残留が多い

 これはよく分からない、私は逆だと思った。

まぁ、若者は自分たちの可能性を信じているのかな。
自分は将来勝ち組グローバル企業やその社会に入れると。
イギリスは18歳からの投票ですね。
私にはわかる気がします。
だって自分がそうだったから。
Posted by バッタモン at 2016年06月27日 16:01
バッタモンさん

若者が楽観的なのは理解できます。
しかし、現代イギリスの若者が我々の青春時代ほど楽観的とは思えません。
おそらく現代日本の若者も我々ほど楽観的ではないでしょう。
我々の就職期は日本が上り調子の時代でしたから。

英米は資本主義も成熟しているし、階層社会です。
ミドルクラスの子が金持ちになることは難しいでしょう。
それはビートルズの時代から今も変わっていないと思います。
若者がイージーな希望を持っている気はしないのです。
Posted by なすび at 2016年06月27日 16:36
賢明な判断がなく、勢いで投票した感じはありますね。
再投票をとは思いますが、現実的に無理ですね(^_^;)。
応援しておきました。ポチッ
Posted by 矢田@医療職兼業トレーダー at 2016年06月30日 13:40
矢田@医療職兼業トレーダーさん

マスコミは体制よりなので残留派の意見を取り上げます。
かりに再投票しても僅差であることには変わりないでしょう。

国が二分しているのは間違いなく、国民投票自体が判断ミスであったという人もいます。
英政府が国民投票を決定したのは数年前です。
すでにその頃から国民投票せざるを得ない状況だった(国が二分していた)というのが正しいでしょう。
Posted by なすび at 2016年06月30日 15:52
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