2015年11月23日

人とは

もし後輩に聞かれたら、こう答えたいと思うことがある。
しかし、50半ばになる現在まで誰にも尋ねられたことがないので、ブログで自問自答することにする。

それは「人とは?」という問いであり、答えは「変わらないもの」、そして「疑ってかかるもの」である。

「変わらないもの」は随分と若い時分から、そう思っていた。
変わろうと努めても努めても、自分がちっとも変わらなかったからである。
だから、人とはそのようなものだと理解した。
そう思って、身近な人を眺めてみると、確かに彼らも変わらない。
親兄弟など付き合いが長いから、長期にわたって観察ができる。
欠点はいつまでも欠点のままであり、長所も(他人の長所は気づきにくいからよく分からないが)たぶんそのままだろう。

「疑ってかかるもの」は三十を過ぎてからだ。
もちろん、ここで疑うのは、金や利害が絡むケースである。
それ以外の言葉をむやみに疑うわけではない。

若い時分は、どちらかというと信じやすいほうであった。
いわゆる「おだてに乗りやすいタイプ」であった。
しかし、社会人経験を重ねると・・・自分に降りかかる損として実体験する回数が増えてきた。
その後長期にわたって、ひどい痛みを伴うこともあった。
いまや、誰も信じることはない。
十分に情報を集め、自分の好みや損得を推し量って、話に乗る乗らないを決めるだけである。

人生経験を積んだ中高年としては残念な気もするが、これが事実なのでしかたがない。
死ぬまでこの基準で人を判断すると思うから、あまり友達ができる気はしていない。

posted by なすび at 00:02| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も人は変わらないと思います。
私自身も昔からドラマやスポーツ番組が大嫌い。
子供の頃からニュースやドキュメント番組ばかりを見てました。
それは今でも変わっていません。

60年生きてきて分かったことは
嫌なことは、頑張れない。
得意分野を伸ばしていくしかない。
そうすれば、人は変わらないけど成長はしていく。
と言う事ですかね。

人付き合いは私も苦手です。
付き合うには一定の距離感が必要です。
田舎に引っ越したのはそんな訳でもあります。

Posted by バッタモン at 2015年11月23日 07:50
バッタモンさん

「人は変わらない」「嫌なことは、頑張れない」は真実ですね。
世の中、簡単に「変わらなきゃ」などと言い過ぎです。
いかにいい加減な言葉が流布されているかの見本ですね。

おそらく皆、真剣に変わりたいと思い、努めたことがないのだと思います。
だから言えるのでしょう。

コメントを書いているうちに、もう一言後輩に対するアドバイスを追加したくなりました(笑)。
それは「自分を信じる」ということです。
誤解されやすい言葉ですが、「自分の力を信じて努力せよ」的なニュアンスではありません。
「世間の価値観より、自分の感覚が大切」というくらいの意味なのです。
疑り深い人は世を疑って生きるのがいいだろうし、独りが好きな人は独りで生きるのがいいでしょう。
それが一番満足する生きかたのような気がします。
Posted by なすび at 2015年11月23日 13:24
「世間の価値観より、自分の感覚が大切」
それは言えますね。
世間の価値観なんて常に移ろい行くものです。
高度経済成長期、バブル崩壊、リーマンショック。
その都度価値観は変わります。
個人に必要なのはそれぞれの柔軟性ですかね?
Posted by バッタモン at 2015年11月23日 14:42
バッタモンさん

人には変わる部分と変わらない部分はありますね。
私も時代や世間に合わせて変わっている部分もあると思います。

変わらない部分は「個人の満足」ですかね。
私にとって何が心地よいことなのか、嫌なことなのか・・・この辺りは変わりませんね(笑)。
Posted by なすび at 2015年11月23日 15:50
最近気づきました、変わりませんね。それが摩擦の原因です、変わらないものと変えようとしてはいけませんわ。
Posted by たんちん at 2015年11月23日 20:43
たんちんさん

ー>変わらないものと変えようとしてはいけませんわ
自分が変わろうとしても、他人を変えようとしても苦しいだけですね。
そして益がないだけでなく、害が発生する。
理屈をつけず自分を受け入れるのが一番だと思い至りました。
Posted by なすび at 2015年11月24日 19:05
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