武漢から帰ってきた200数十名の日本人の中に3名の感染者がいたようだ。
感染率は1%以上になるが、武漢市内はこんなものではないだろう。
日本からの駐在者は中国では上流階級である。
大手企業からの派遣であれば、家賃数十万という高級マンションに住んでいる。
日本人は衛生観念もしっかりしている。
そういう人たちがこれだけの確率で感染しているのだ。
平均以下の中国人(おそらく市民の7割以上)がどれだけ感染しているか想像がつくだろう。
中国政府が発表している数字は怪しいが、確実に言えるのは「病院に行けない人はカウントに入っていない」ということだ。
おそらく、下層の人は病院に行けず、自宅で静養し、自宅で死んでいる。
これらは感染者数にも死亡者数にも含まれない。
私は武漢閉鎖は最初、習近平の内外に向けたパフォーマンスだと思っていた。
しかし、どうやら違う気がしてきた。
本当にヤバいのだ。
中国には日本のスラムのような場所に住んでいる人が多数いる。
感染が北京や上海に広がればあっという間だ。
中国や日本はどうなるのか・・・ここ数日が見ものである。