2019年06月07日

70歳支給・3割減額

わざわざ政府が予告するまでもなく、年金の改悪は必至である。
20年後には団塊ジュニアがリタイアして、年金を支える労働者が激減するからである。

40代以下の人は「70歳支給、額面から3割減額」くらいは想定しておいた方がいい。
もちろん、20年後には80近くなる私も「3割減額」は覚悟している。

一方で、寿命は延びそうである。
年金の少ない老後が長く続くことになる。

当たり前のことで恐縮だが、これからリタイアする人は余裕のある資金計画を立てるべきだ。
金のない老後は金のない中高年よりはるかにツライ。

posted by なすび at 12:09| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月02日

人生のやりきれなさ

農水官僚の元トップが息子を殺した。
40過ぎて無職・引きこもりのドラ息子のようである。

多くの人がそうであると思うが、私も殺した親に同情的である。
一生懸命勉強して東大を出て、また、一生懸命働いて官僚のトップに上り詰めた。
しかし、産んだ子供の素質が悪過ぎた。
「大ハズレ」クジを引いてしまったのである。

優秀な親から必ずしも優秀な子供が生まれるわけではない。
しかし、馬鹿な親から優秀な子供が生まれる確率より高いだろう。
とはいえ、時として「ハズレ」も出る。
そう考えると、子供はリスキーな存在である。

親の人生設計は一人のバカ息子によってぶち壊しである。
永年積み上げた名声も資産もすべて失う。
しかも、それは必ずしも親の責任とは言えない。
単なる偶然、遺伝子配列の悪戯である。

「親の教育がよくなかった」という人もいるだろう。
確かに、そういう部分もあるかもしれない。
しかし、標準以上の素質があれば自立した大人にはなっていますよ。
性格は歪んでいるかもしれないけど(笑)。
キャリア官僚なら子供を有名私大や有名企業にコネで入れることは難しくないだろうし。

要は、自分自身の才能運はあったけど、子供の才能運にはまったく恵まれない人だった。
そういう星の下に生まれてきた人だった。
いかにも哀れで、人生のやりきれなさを感じさせる事件だ。

posted by なすび at 10:36| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月01日

いまとなっては分からない話

自宅は地方の住宅地にあるが、私が子供の頃(4〜50年前)、ここは地域の商店街だった。
通りに面した住宅の大半は商店や自営業だった。
私の家の隣は医者と農家、斜め前は駄菓子屋だった。
もちろん私の家も商店で、米や油を扱っていた。

映画館もあった(これは記憶にない)。
女性のいる飲み屋もあった(姉と二人で呑んでいる父を迎えに行ったことがある)。

食料店、食堂、薬局、酒屋、クリーニング店、煙草屋、下駄屋、洋服屋、醤油屋・・・ありとあらゆる店があった。
そういう個人業も私の親の代には店じまいして、1990年代にはほぼすべてが普通の住宅に変わってしまった。
今残っている唯一の名残が地銀の支店とバス停だろう。
それが、かつて地域の商店街であった証だ。

これらの店はどうなったかというと、大型スーパーに取って代わられた。
あるいは飲食チェーン店、専門の大型店。
代わりに、近所に大型スーパーができたのは救いといえば救いである。

姉と子供時代の近所の話をすることがある。
「いまより不便で物もなかったけど面白かったね」と。
本当に面白い町だったのか、子供だから面白かったのか、昔の記憶だから面白く感じるのか。
いまとなっては分からない話だ。

posted by なすび at 22:12| Comment(3) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする