2019年03月12日

地方の駅前マンション

私が住む地方都市にも駅前マンションがある。
定期的に新築され、今は10棟近くあるのではなかろうか。

地方では都会ほど駅前マンションの有難味はない。
通勤やレジャーで車を使うからである。
駅前マンションの住人も車を持つことになる。
いったん車を持ってしまえば、駅前も郊外も利便性にそれほど大きな違いはない。
わざわざ駅前である必要もなければ、マンションである理由もない。

それでは、駅前マンションに誰が住むのだろう。
車に乗れなくなった、あるいは乗れなくなることを想定した中高年だと思う。

地方は車に乗れる間は不便はない。
むしろ都会より便利かもしれない。
しかし、いったん乗れなくなると、病院へ行けなくなるだけでなく、日々の買い物にも困ることになる。
陸の孤島である。

よって、余裕のある中高年が郊外の自宅を手放し、駅前マンションを買うのだろう。
駅前は店舗も多いし、バスで直ぐに病院に行ける。
歳をとってレジャーに行く気もしなくなった老人には、車がなくても生活できる駅前は大変便利だ。

そんなことを考えていると、駅前マンションが老人ホームの予備校に見えてきた。
郊外から駅前へ、そしてボケたら老人ホームである。
地方の駅前マンションはオシャレな場所ではないね(笑)。


【追記】
 私は今のところ駅前マンションへの住み替えを考えていない。
 大型スーパーまで徒歩5分、バス停まで徒歩30秒の場所に自宅があるからである。
 また、老後の楽しみとして庭は必須だと思っているからでもある。
 しかし、近所の大型スーパーがなくなれば話は別だ。
 何らかの対策が必要になるだろう。

posted by なすび at 09:04| Comment(4) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする