2018年11月02日

年金の不安

私は「年金など当てにならない」とは思っていないが、日本の人口構成をみると、やはり不安にはなる。
「各々の時代で若者が老人を支える」というのが、年金の基本的な考え方だからである。

若者が多くて老人が少ない時代は年金が多く、逆は年金が少ない。
そういう傾向になりがちである。
もっとも、ヨーロッパの国々も同じようなコンセプトだから、日本だけに限った話ではない。

だから、40代以下の人は相当な自衛策が必要だろう。
彼らが老人になったとき、支えてくれる若者が極端に少なくなるからである。
端的に言えば、「金を貯めておけ」ということである。
「このままでは金を余して死にそうだ」というくらいで丁度いいのかもしれない。

働いて収入がある人はしかたがないが、リタイアして収入がないのに国民年金を払い続けるのはどうだろう。
国民年金は掛け金が大きい割にリターンが少ない。
将来的に年金減額の不安が付き纏う。
私なら全額免除して、掛け金を貯金に回すかもしれない。

人間の一生は意外と長い。
女性なら90くらいまでは平気で生きるだろう。
約1世紀である(笑)。
その間、国を取り巻く環境は変わるから、年金のように人の一生を対象にした足の長いシステムは立ち行かなくなる可能性が高い。
簡単に言えば、「当初の約束を反故にされる」こともあるということだ。

反故にされた側はたまったものではないが、神でない限り、今後100年を見通すことができる人はいない。
国にそれを求めても酷な部分もある。
やはり、その時々、自分で情報を集め、分析し、自衛するしかないのだろう。


【追記】
 もっとも、日本の年金システムは問題が分かっているのに、意図的に問題を先送りしてきた経緯がある。
 だから、ある程度、国(政治家・官僚)に責任はあると思う。
 しかし、彼らは責任を取ってくれないので、やはり自衛するしかない。

posted by なすび at 08:48| Comment(8) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする