2018年07月05日

好きな時代

700年代初頭、日本で最初の歴史書が作られた。
古事記・日本書紀である。

当時の伝承や記憶をベースに作られたから、時代が遡るにつれて記述も怪しくなる。
曖昧、断片的、矛盾・・・要は、「正確でない」ということだ。

書かれた100年前、すなわち600年前後までは「そこそこ正確」と言われている。
推古天皇の時代である。
聖徳太子や蘇我馬子が活躍していた。
この辺りまでは信頼に足る。

卑弥呼を除いて、日本史の有名人はすべて600年以降である。
様々なエピソードが歴史書に残っているからだ。
いくら活躍しても記録に残らない限り、我々の知りようがない。

とはいえ、古事記・日本書紀には日本創生からの様々な記述がある。
「正確でなく」とも、考えたり、想像をめぐらす縁にはなる。

というこで、私は600年以前の歴史が面白い。
自分勝手な空想を楽しむことができるからだ。
古墳ができ始めた300年から600年までの300年間が好きな時代だ。

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近場に古墳がある人は訪ねてみたらどうだろう。
大体、この300年間に作られているはずだ。
当時、この場所はどんな状態で、どんな人が暮していたのだろう・・・と。


【追記】
 日本が長い歴史を持っていることは間違いない。
 しかし、よく分かっているのは1400年前までである。
 中国や西欧に比べたら、かなり新しい歴史しか知りえていないと言える。
 理由は「文字を持っていなかった」からである。

posted by なすび at 09:15| Comment(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする