2017年01月29日

女性天皇は要らない

日本の天皇は今上天皇で125代目である。
この125代の間、天皇は長子相続でもなければ、男子限定でもない。
ルールはたった一つ、「どの天皇も父親を辿れば必ず初代の神武天皇に至る」という寛大なものであった。
過去8人の女性天皇が存在したが、彼女らもこのルールを犯してはいない。
これを「男系相続」という。

なぜ皇室がこのようなルールを守り続けたのか不思議ではあるが、想像できるのは初代神武天皇に対するリスペクトだろう。
男系男子であれば、どの代の天皇もY染色体は必ず初代と同一である。
それを貴んだのだろう。
武勇で戦を勝ち抜き、苦労して国をまとめた初代男子の血を残したかったに違いない。
昔の日本人は生理学の詳細が分からなくても、経験知でそれを理解していたのだろう。

女性天皇は8人存在したが、全員スポット対応である。
政治的な確執で、あるいは幼過ぎて適当な男子が立てられない場合のみ「つなぎ」として存在した。

しかし、天皇も母であるから、女性天皇も自分の子を天皇にしたいという思いを持つことはあるだろう。
臣民もそれを十分理解していたから、それなりの配慮をしている。

女性天皇8人のうち4人は生涯独身である。
4人は結婚したが、うち3人の夫は天皇、1人の夫は皇子(男系男子)であった。
かりに彼女らが我が子可愛さのあまり、自分の子を天皇にしたいと横車を押しても、自動的に「男系相続」になるシステムであった。
この場合は、天皇である彼女の血が貴いのではなく、夫である男系男子の血が貴いのだ。

以上のことを理解の上、現代の女性天皇を論じてもらいたいものだ。
愛子さまの数歳下に正統な男系男子(悠仁さま)がいらっしゃる。
愛子さまが男系男子と結婚される可能性は高くない。

これで本当に女性天皇が必要だろうか。
125代守ってきた、たった一つのルールを変える必要があるのだろうか。

この仕組みを知っていれば、普通の日本人は「現状維持」と言うだろう。
日本人は「あって困らないルール」なら変えることを好まず、自然に受け入れる。
だから、様々な伝統が守られてきた。

要は、知ってしまえば、女性天皇などという言論に惑わされないということだ。

posted by なすび at 14:23| Comment(2) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする