2016年07月16日

トルコのクーデターについて

朝、ネットでトルコで軍事クーデターが起きていると聞いて驚いた。
トルコはG20にも属している国だから、世界の中堅国以上といえる。
そんな国で軍事クーデターとは一体どうなっているのだろうと思った。

ネットでググっていると、以下の情報が目についた。
 ・トルコの軍部は首相の言うことを聞かない、建国者の理念を維持したい
 ・現在の大統領はイスラム主義の強い法律を押し付け、マスコミをコントロールしてる
 ・これは世俗的、要はゆるい宗教観の元に建国されたトルコ共和国の理念に反している
 ・軍部は大統領を排除する必要があると決めて、クーデターに乗り出した
 ・クーデターはトルコの歴史では珍しいことではなく、同じ理由で過去に何回か起きている
 ・おそらく軍の目的は世俗的な人物を政府の中に送り込むこと
 ・トルコの警察は政府の犬なので、現在軍と交戦している

私的には今のところこれが一番実情に近いのではと思っている。
(ちなみに、軍事クーデターは60年、71年、80年、今回の4回目である。)

いずれにしても、国内がイスラム主義強硬派と世俗派に二分しているのは確かだろう。
保守派と親欧米派といえるのかもしれないが、私にはよく分からない。

政権交代を求めて軍が動く・・・今の日本ではとても考えられない。
世界の中堅国といえども、このレベルであるのは確かなようだ。


【後記1】
 クーデターは一日を待たず鎮圧されてしまった。
 民意は現政権の方にあったようだ。
 私はビールを飲みながら何度もググり、新しい情報を探していた。
 暇だったからである。
 クーデター軍の将校たちは痺れるような夏の一夜を過ごしただろう。
 そして今頃は過酷な尋問を受けているはずだ。

【後記2】
 トルコは裏で糸を引いていたとアメリカを非難している(根拠もなく言える相手ではない)。
 アメリカは否定しているが、過去の中東での行いをみると、「関与していた」と考えるのが自然だろう。
 オバマが直接指示をしたとは思えないが、見て見ぬ振りをすることはあるだろう。
 アメリカとはそういう国だからである。

posted by なすび at 12:24| Comment(4) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする