2016年07月02日

相続と介護について

昔は親の遺産を長男が相続するのが普通だった。
その他の子供は結婚・独立時に多少まとまった金を貰って、それでおしまいである。
その代わり親の面倒は長男がみる。

最近は男女後先を問わず、みな平等である。
みな等しく相続する権利を持つ。
それではみな等しく親の看護や費用負担ができるのか・・・無理だろう。
長男や親の近くに住む子、責任感が強く心優しい子に負担が偏ると思われる。

貰うときには平等を主張するが、負担するときは理由をつけては誰かに押し付けようとする。
法はそれを適切に処理することができない。
法の問題点である。

親にとっては戦前の長子相続の方がよい制度だと思われる。
権利と義務を持つ対象がはっきりしているので安心して世話になることができるからだ。
遺産を渡す代わりに面倒も見てもらう・・・明朗なシステムである。

私の家は母がおり、独身の私、嫁に行った姉の構成である。
父が死んだとき姉にはある程度の金を渡してある(愚かな父の希望であった)。
私は姉の性格を知っているので、母の介護について大きな期待はしていない(兄弟は親のように希望的観測を持たない)。
こういう話は兄弟でも(だから)し難いだろう。
しかし、すべてを私に投げられても困るので機会を見てジャブを入れるようにしている。

posted by なすび at 17:56| Comment(6) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする