2016年02月14日

なるようにしかならない

人間持って生まれたものがあるから、無理をしても大した進展は期待できない。
しかし、無理をしなければ生活を賄うこともままならない。
少しの無理ならまだいいが、大きな無理を続けることは辛い。
できれば少しの無理で一生を終えられたらと願う。
誰しも考えることだろう。

私は子供の頃から人に頭を下げたり、組織に縛られることが嫌いだったので、大人になると辛いことになる予感はあった。
浪人をしたのも、芸術に関心を持ったのも、大人になることから逃げ出したかったからだろう。

その予感通りの人生になったかというと、実際はそうでもない。
真っ青になったり、怒りや屈辱に震えることは何度かあったが、それなりにやり過ごすことはできた。
会社に行くのが嫌でしかたがない期間もあったが、得意絶頂の瞬間も幾度かあった。

そこそこの大学を出て、大企業に勤められたことが大きかったと思う。
個人で稼げるとはまったく思えなかったから、安易に会社を辞めなかったのもよかった。
結婚をしなかったから、それほど節約に励まなくても55でリタイアすることができそうだ。
これが私の命運だったのだろう。

他人に過度な期待は禁物であるように、自分にも過度な期待は禁物である。
歳を取れば諦めとともに納得することだが、若者がそれを受け入れることはできない。
私もそうだった。
要はなるようにしかならないということだろう。

posted by なすび at 18:05| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする