2015年09月19日

イベントが作られる

安保法案をめぐり、メディアと国会周辺で大騒ぎが行われた。
今朝成立したようだから、騒ぎは早々に収まるだろう。

半年前も同じようなことがあった。
フリージャーナリストがイスラム国によって殺害された事件である。
これもいまや語られることはない。

2年前は秘密保護法である。
これもまったく同じ。
騒ぎが起きるのはTVの中と国会周辺だけで、成立後はすぐさま忘れ去られている。

これらは、日本人が大切なことを直ぐに忘れてしまう馬鹿国民であることを示しているのではない。
・騒いでいるのは一部の人間とそれに協力するメディアであるということ。
・大半の国民にとっては自分の生活に直接関係のない事柄であること。
この二つのことを示しているのだろう。

だから、一部の人間が騒ぎを止めたら、最初から何事もなかったように消え去ってしまうのである。
そもそも大多数の国民には関係のないことなのだから。

正直なところ、自衛隊が海外で軍事活動しようと、隊員の何人かが戦死しようと、一般国民には痛くも痒くもない。
そんなことより、1年半後の消費増税はどうなるのか、自分が高齢者になったときに年金や医療はどうなっているのか、外国人の犯罪が増えているが移民は本当に大丈夫か・・・などの方が圧倒的に継続的な関心を引くのである。
関心のあることを忘れる人はいない。

世の中、暇を持て余し、感情の捌け口を求めている人は幾らでもいる。
そういう人につけこむのが一部の人であり、そういう人にイベントを提供するのがメディアの仕事である。
しょせんイベントだから直ぐに飽きられ、忘れ去られる。
そして、また新たなイベントが作られることになる。

posted by なすび at 09:23| Comment(8) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする