2015年09月02日

動機が不純な番組

NHKでまた老後困窮の番組を放送したようだ。
どうせ詰まらないと分かっているので、私は観なかった。

セミリタイア村の人は結構観ていたようである。
ブログを二、三読むと、案の定詰まらなかったらしい。

私も過去何度か観た結果、NHKのこの手の番組に出てくる人は二種類しかいないと理解した。

ひとつは、無計画、無節操な「とんでもない人」である。
貯金も年金もない状態で老後を迎えてしまうような人だ。
また、退職金を貰った嬉しさに、後先考えず高額な買い物をしてしまうような人だ。

もうひとつは、「普通の人に不幸が重なる」場合である。
妻が大病を患い、投資した株は暴落し、息子がリストラされたという類だ。

セミリタイア村の人は計画的で情報収集に長けているから、前者になることは絶対ないし、後者になっても何とか乗り切るだろう。
だから、まったく観る価値はないのである。

なぜこの手の番組が作られるかは明白である。
三流雑誌同様、人を不安にして視聴率を取りたいからだ。
そして、なぜ「変な人」しか出てこないかも明白である。
真面目に定年まで働いた人、計画的に早期退職した人、要は「普通の人」にはこのような不幸はめったに発生しないからだ。
特殊な例を出すしか番組自体が成り立たないからである。

要は動機が不純な番組ということだろう。

posted by なすび at 07:28| Comment(6) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする